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ロボット分野で勉強したことのまとめ

VRChat ワールドに動きを付けるアニメーション

はじめに

VRChatではオブジェクトに動きをつけるためにアニメーションを利用します。(C#スクリプトは使えないはず)

今回はパパっとアニメーションを使ってみようと思います。

環境

  • Unity5.6.3p1
  • Windows10
  • VRChat SDK 2018.06.21

ワールドの準備

ワールド作成の準備を行った状態にします。(画像は最低限の準備をした状態)

f:id:kato_robotics:20180818201920p:plain

ワールド作成方法については以下の記事を参照。

kato-robotics.hatenablog.com

Cubeを作成

今回は動かす対象としてCubeを用います。

Hierarchyで、Create -> 3D Object -> Cube を選択。

CubeのTransformでPositionを(X, Y, Z) -> (0, 2, 0)にします。

f:id:kato_robotics:20180818202656p:plain

Cubeのアニメーションを作成

Cubeを選択した状態でWindow -> Animationを選択します。

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するとAnimationのウインドウが出てくるので、Createボタンを押します。

f:id:kato_robotics:20180818203220p:plain

アニメーションの名前は適当に決めます。(例えば"CubeAnimation")

次にAdd Propertyボタンを押し、Transform -> Rotationを選択。("+"ボタンを押す)

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1:00のところをクリックして赤い線が移動したことを確認してから、Rotation.yの値を「360」にします。

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アニメーションの再生ボタンを押すと、Cubeが0秒から1秒の間でY軸周りに360度回転しているはずです。

以上でアニメーションを作成できました。

VRChatで確認

作成したワールドをアップロードして、VRChat上で確認してみてください。

ずっとCubeが回転しているはずです。

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何かをきっかけにアニメーションを起動

今の状態だとCubeはずっと回転しています。

何かをきっかけにアニメーションを起動したい場合は、 「VRC_Trigger」を利用するか、 Assets -> VRCSDK -> Examples -> Sample Assets -> Animation -> CustomOverrideEmpty を利用するといいと思います。

おわりに

VRChatでのアニメーションについて書きました。

と言ってもVRChatだからと言って何か特別な設定が必要なわけではないので、 「Unity アニメーション」と検索すれば情報はたくさん出てくると思います。

もっと詳しく情報がたくさんあると思うので調べてみてください。